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イベント保険 Topics & お役立ち情報 

1.イベント会場の補償の必要性

イベントを開催する際は、参加者やスタッフのケガだけではなく、財物の損壊(物の補償)も大切です。
当記事では、「イベント会場の補償」の必要性についてご説明をさせて頂きます。

 

屋外で行う「スポーツイベント」「マルシェイベント」「アウトドアイベント」、屋内で行う「コンサート」「携帯販売会」「親子会」等、イベントの種類は多種多様ですが規模が大きくなるにつれ事故の頻度や被害規模は大きくなる傾向があります。

 

特に、コンサートやフェス等の不特定多数が集まるイベントでは、盛り上がりのピークで知らぬ間に会場が壊れてしまい、イベント終了後の片付け中に破損を発見した。等の事案も増えております。

最近ではイベント会場の所有者から保険加入を求められることも増えており、イベントを行うための会場に対する備えもとても重要なものといえます。

2.特約「借用イベント施設損壊補償」について

補償の内容
保険金をお支払いする主な場合

イベントに使用する目的で日本国内において他人から借用する建物およびその建物と同時に借りた什(じゅう)器備品が、不測かつ突発的な偶然な事故に起因して滅失、破損または汚損したことにより、借用施設について正当な権利を有する者に対して被保険者が法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害に対して、保険金をお支払いします。

但し、公道などの道路は補償対象外です。

支払限度額=1回の事故および保険期間中につき「5,000万円」または「主契約(基本補償)の財物損壊の1回の事故あたりの支払限度額」のいずれか低い金額
免責金額(自己負担金)=1回の事故につき1万円。ただし、「火災」「 破裂・爆発」「給排水設備に生じた事故に伴う水濡れ」による損害については免責金額を適用しません。

保険金をお支払いできない主な場合
自己所有の建物及び、建物内に収容されている備品
● 借用施設の修理、改造、取壊し等の工事に起因する損害

借用施設の日常の使用に伴う摩滅、消耗、劣化または汚損に起因する損害
被保険者が借用施設を貸主に引き渡した後に発見された損壊に起因する損害
借用施設のうち、什(じゅう)器・備品の盗取または紛失に起因する損害    など

3.事故が起きたらどのくらいの費用がかかるのか

ここからは、実際にあった事故の内容とお支払い事例を元に記載をさせて頂きます。


①屋内音楽フェス

施設内で大音量の音楽を流したことにより、音響の振動により会場のスプリンクラーが破損、同時に壁にヒビが入り、施設所有者から原状復帰を求められる。
修理費43万円 
認定額 43万円-自己負担1万円=42万円の支払い認定。

②屋内展示会
施設内各所の壁にポスターをテープで張り付けていた。
イベント終了後、ポスターを外す際に粘着が強く壁紙をはがしてしまった。
修理費28万円(4か所) 
認定額 28万円-自己負担1万円=27万円の支払い認定。

③屋外マルシェイベント
イベント準備中に、台車で機材を運んでいた際に誤って壁にぶつかり穴をあけてしまった。
修理費13万円 
認定額13万円-自己負担1万円=12万円の支払い認定。

④屋内映画撮影
映画の演出で屋内で落ち葉を撒く演出の際に、保護養生をしっかりとしておらず汚損させてしまった。
清掃費110万円
認定額110万円-自己負担1万円=109万円の支払い認定。

このようにイベント開始前では予想ができなかった事態や、充分な対策をしていても事故が発生する事はあります。
事故が起きて多額な修理代を負担しないためにも「借用イベント施設損壊補償特約」の付帯をぜひご検討下さい。

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パンフレット資料

 
 

簡略ながら、イベント賠償責任保険・興行中止保険・国内旅行保険のパンフレットPDF版を掲載しました(補償内容の説明書です)。クリックの上ダウンロードや印刷してご利用ください。