イベント保険 Topics & お役立ち情報
1.主催者責任のない事故を補償する方法
イベントを開催する上で、参加者や来場者がケガをしてしまったら、治療費等の費用がかかることがあります。
また、事故のケースによっては主催者責任を問われることがあります。
当記事では、過去の事故事例を元にイベントで実際に起きた事故の特徴を分かりやすくご説明させて頂きます。
イベント中の事故は、大きく分けて2つのパターンに分類されます。
パターン①「主催者(運営者)責任のある事故」です。
(具体例)
・展示会で主催者の設置したテントに施工不備があったことが原因で、強風で飛ばされ参加者に当たってケガをした。
・音楽イベントで主催者の用意した音響機材のコードに参加者が足をつまずいて転びケガをした。
・子供向け工作ワークショップで、主催者が事前説明を怠ったため、参加者が誤った工具の使い方をしてケガをした。等
このような場合は、イベント賠償保険の基本補償(対人賠償)にて補償が可能です。
しかしながら、イベント主催をされる方は一番気を付けているポイントという事もあり、このような事故は極めて少ない状況です。
弊社にご報告があるイベント事故としては、事故全体の約5%ほどになります。
パターン② 残りの95%を占める2つ目の事故は「主催者(運営者)責任のない事故」です。
(具体例)
・サッカーのイベント中に参加者が転んでケガをした。
・野球のイベントで参加者Aさんが投げたボールが、参加者Bさんに当たりケガをした。
・夏場のライブフェスに参加中、鑑賞に夢中になり水分補給を忘れて熱中症になった。
このような事故のケースで主催者責任がないと判断された場合は、基本補償(対人賠償)が使えません。
主催者責任がないので補償しなくても法律上の問題はありませんが、主催者としての信用や顧客対応上で備えておくことが有益です。
2.被害者治療費等補償特約の活用
このような時に役立つのが、基本補償に特約としてセットをする「被害者治療費等補償特約」になります。
「被害者治療費等補償特約」の特徴は、主催者責任の有無に関わらずお支払いが可能なケガの補償となります。
1名あたり50万円、1事故あたり1,000万円限度と制限はあるものの、捻挫や打撲、骨折等の治療費に充てる事ができます。
また、治療費は発生しなかったがお見舞品を購入したり、お見舞金を渡す場合にも使用できるケースがあります。
イベント保険をご検討の際には、ぜひ基本補償と併せてご付帯ください。
保険の申請方法について
<<<事故発生>>>
①被害者の情報をご用意下さい(お名前・連絡先・ご住所・年齢)
②事故報告は平日弊社までご連絡をお願いします
0120-729-611または03-5413-4911
FAX03-3401-9010
event@goodhoken.co.jp
③請求に必要な保険金請求書を契約者様宛にご郵送させて頂きます。
④治療費等は契約者様が負傷者の方に一旦振込でお支払いいただき、
後日保険会社から契約者様にお支払いいたします。
●負傷者の方から治療費の領収証を必ず受け取ってください。
●病院への治療は、健康保険が使用できます。
お問合せ・資料請求
パンフレット資料
簡略ながら、イベント賠償責任保険・興行中止保険・国内旅行保険のパンフレットPDF版を掲載しました(補償内容の説明書です)。クリックの上ダウンロードや印刷してご利用ください。