イベント保険での傷害保険と賠償責任保険の違い
傷害保険と賠償責任保険の違い
イベント保険を理解するうえで、傷害保険と賠償責任保険の違いを簡単にご説明します。必要な補償を理解するうえでのポイントになります。
● 傷害保険とは~
事故によってケガをした場合に定額の補償をする保険です。
例)施設入場者傷害保険・レクリエーション傷害保険など
ケガとは病気ではなく、急激で偶然で身体の外からの作用による場合です。
傷害保険で補償する種類は、例えば死亡した場合に死亡保険金1,000万円。入院した場合には入院1日あたり5,000円。通院した場合は通院1日あたり3,000円などのように支払われます。
● 賠償責任保険とは~
主催者側の行事運営上のミスが原因で起きた事故によって、来場者や入場者が死亡したりケガをしたり、他人の物を破損させた場合を補償する保険です。
例)イベント賠償責任保険
賠償責任保険で補償するものは、例えば死亡やケガをした被害者に対する治療費、慰謝料、逸失利益、休業補償、訴訟費用などが支払われます。
物の場合は修理費や時価額が支払われます。