トルコ共和国で地震が発生し、地震による被害状況がニュースや新聞等で報道されています。今回は地震が発生した際のお役立ち情報と火災保険に付帯出来る地震保険について紹介致します。
地震が発生すると、被害状況によりすべてのインフラ(電気・ガス・水道・交通機関)が止まり、電気・ガス・水道はしばらくは使えません。発生後に起きる余震、道路破損やひび割れ、水道管の破損、エリアによっては川の氾濫、津波による2次災害により住んでいる場所や勤務先にて火災が発生し命を落とす危険性、原子力発電所があるエリアは発電所の火災や放射能による被害も想定されます。今後の地震の備えとして対策を取っておく事が必要になります。
地震に備えるものとして、下記準備をされてますでしょうか。
地震が発生した際に、一人当たり必要な食料や水、その他の必要なものをご紹介致します。
①非常食 (一人当たり三日分が目安)
②飲料水 (1人1日3L×3日分=9Lが目安)
③生活用水 (1日につき1人あたり10~20Lが目安)
※生活用水の保管場所としてお風呂の浴槽が家庭の中で一番容量を備蓄出来ます。
④懐中電灯・電池・ガスなどの備品
⑤防災キット
⑥避難地図
地震や災害について、Cmapというスマートフォンアプリを使うことにより、住んでいる場所、勤務先、出張や旅行先でも自分が今いる場所が災害が起きたの危険度や避難場所等を知ることが出来ます。このアプリは無料でスマートフォンにダウンロードすることが出来ます。
Cmapは災害時のお役立ち情報を提供するアプリケーション、無料でiOS、Android OSのスマートフォンでご利用いただけます。Cmapの機能についてご紹介いたします。
①日常利用機能
・天気予報:今日・1週間・全国の天気を表示します。
・生活指標:洗濯・傘・スギヒノキ花粉・熱中症・紫外線指数を表示します。
・道路情報:道路渋滞情報を表示します。
②防災・減災アドバイス
気象警報・特別警報発信時にイラストを用いた防災・減災アドバイス表示します。
対象となる災害は「地震・津波・噴火・集中豪雨・台風・大雪」です。
③その他機能
避難所等情報、バリアフリー情報、道路情報のマップを表示します。
現在地の他に都道府県・市区町村名で最大2地点の登録が可能です。
地震保険は居住用の建物と家財を対象とする商品で、火災保険と同時加入が必要です。
地震・噴火・津波により、保険の目的が損害を受けた場合に補償となります。
地震保険の保険金額は、火災保険の保険金額の30%~50%の範囲で設定する規定になります。
ただし、建物は5000万円、家財は1000万円の上限額が設けられています。
新規で火災保険に加入される方、ご継続の案内が来られた方、ぜひ一度地震保険を検討されてみてはいかがでしょうか。